ブログをさぼっているうちに、梅も満開の時期が過ぎようとしていました(つくば市松見公園)。
azumi の庭のクロッカスも(数日前に撮ったもの、今は白のクロッカスが見ごろです)。
東日本大震災から2年が過ぎましたね。
今日は若かりし頃、長野の山荘に集っていた仲間の1人のお話です。
別の仲間の1人から、被災地の為に彼が昨年、数百万円という寄付をしていたことを聞きました。
30年近く経ち、その後の彼のことを何も知らなかった私は、ネットで検索してみました。
そして、ボランティアとして遺体の身元鑑定(宮城県に住む歯医者さんでした)や、着ぐるみを着て避難所を回っていた事を知りました。
震災が起こる前からいろいろなボランティア活動を行い、特に障害者の為の歯科医療に熱心だったことなども初めて知りました。
あの頃からとても器用で手品も得意だったけれど、その手品もボランティア活動の一環だったようです。
見つけたブログの患者さんのコメントから、患者さんのことを親身に思う、ほんとうに優しく腕の良い先生だった事も伝わってきました。
そして先月に急逝していたこともネットから。
ショックでした、そして、自分はこれでいいのか?そんなことを漠然と考える日々でした。
答えは出ないけれど、
そして私の事だからまたこれまでと変わらずに、のほほんと暮らしていく事になるんだろうけれど、
でもせめて、彼の行ってきた事を忘れずにいようと思い、ここに記します。