
北条市(ほうじょういち) 「竜の子ゴブリン」を街じゅうに広めよう!
竜の子ゴブリンとは、
{竜巻ではいろんなものが風で巻き上げられて飛んで来ました。特に瓦のかけらなどが多くて、屋根を壊したり、窓ガラスを割ったり、人を傷つけたりしました。
でも、彼らが悪いのではありません。彼らも被害者です。本来あったところから無理矢理引き離され、壊され、遠くまで連れ去られたのです。
そんな彼らに命を吹き込み、一緒に北条の復興を祈願しよう、という意気込みの結実が「竜の子ゴブリン」なんです。6・20たかぼんさんのブログより}
筑波大学の卒業生や学生さんたちが関わってくださっています。

子供たちが作った「竜の子ゴブリン」
azumi も北条市でチャリティー作品の販売を行いました。
ボランティアとしてお手伝いいただいた筑波高校の先生や生徒のみなさん、ありがとうございました。
今回感じた事ですが、北条市とはいっても、地元の出店はほんのわずかです。
筑波大生や外部の方が何とか地元を盛り上げようと頑張ってくださっていますが、北条の復興はいっこうに進まず、商店街は意気消沈しているというのが現状のような気がします。
1年前に比べれば商店街は一見綺麗にはなりましたが、空き地ばかりが目に付き、やはり寂しい思いは拭えません。
実際に、大規模半壊の実家や全壊の実家の蔵の修復も先の見えない状態です。
それよりも、全壊した家に戻れず、まだ仮の住居にお住まいの方もいらっしゃいます。

と、少しせつない気持ちで終わった北条市の後、急に暗くなり雨粒が落ち、一瞬あの竜巻の日の事が脳裏に浮かびました。
が、暗い空の後にできたのは こんな大きな虹でした。この後に青空が広がります。
大きすぎて1枚の写真に収まりません。
5月6日竜巻1年後の空にかかった大きな虹は、空からの応援メッセージでしょうか。
(チャリティー作品はおかげ様でたくさんの方にお買い上げいただきましたが、まだazumi にも展示中です。
完売した時点で「北条街づくり振興会」に全額をお渡しします)