
防災の日の翌日の昨日、越谷などで竜巻が起こりました。
TVを見ていると、昨年5月のことが思い出されます。
写真は、炊き出しで食事と共にいただいた1輪のカーネーション、背景は割れた窓ガラスを覆うブルーシート(今考えるとこの日は母の日だったのですね、当時は考える余裕がなかったけれど、そんな時の一輪のお花が嬉しかったことを覚えています)
まさか自分が炊き出しに並ぶ被災者になるとは思っていませんでした。
でも、電気が復旧せず、部屋中に飛び散った瓦礫やガラスの後片づけで忙しい中の炊き出しは、ほんとうに有り難かった。
車両通行止めの中いち早くリュックにお水を持って遠くから歩いてきてくれた友、
美味しい手作りパンなどを届けてくれた友、手伝いに来てくれた親戚、
「寝る場所はあるの?」「お風呂は入れるの?」たくさんの方が心配してくれました。
そしてボランティアさん、ブルーシート張りや瓦礫処理など、ほんとうに助かりました。
たくさんの「温かさ」が心に沁みました。
今日も不安定な天候、竜巻や突風の危険もあるようです。
気象情報に注意し、安全な建物に非難、そして窓から離れることは重要(余裕があれば)とは思いますが、「突然の事でなす術が無い」というのが竜巻の時の実感です。
一瞬何がおきたのか理解できず、とりあえず飛び散ったガラスの上をスリッパでジャシジャシと歩き家の外に出、周りの風景を見て呆然と立ち尽くしていた気がします。
そして家に戻り、まずは母がトイレまで歩く通り道のガラス掃除、その後はひたすら家中に飛び散ったガラスと瓦礫の後片付けでした。