今日は、羽石修二さんの花器について、ちょっと語ってみます。
というか、羽石さんに聞いてきたことを書いてみますね。
信楽の土をオリジナルでブレンドし、穴窯で五昼夜焼きます。
1250度前後を60時間キープするそうです。
燃料は、松だけでなく、楢や樫などの落葉樹を半分混ぜます。
そうすることにより、さまざまに発色するのだそうです。
斜め横に寝かせることにより 自然釉が斜めに流れ、赤貝に道具土を詰めて4つ台にして焼くことにより 趣のある凹みができ、景色として楽しめる作品となります。
作品について語る時の羽石さんはいつもとちょっと違って、陶芸家の顔になっていました。
やさしくて気さくな羽石さんも良いけれど、作品を語る時の羽石さんも素敵でした。